リスボンのデザイン地区を巡る旅
どんな話なの
ポルトガルの首都リスボンは、ヨーロッパの中でも特に魅力的なデザイン都市のひとつです。歴史と現代が調和するこの街には、個性的なショップやギャラリー、スタジオが点在し、訪れる人々に新しいインスピレーションを与えてくれます。ここでは、リスボンでぜひ訪れたいデザイン地区とその魅力をご紹介します。
地区1
アルファマの魅力
リスボン最古の地区として知られるアルファマは、狭い路地と石畳の道が印象的です。ここには多くの職人やアーティストが集まり、手作りのクラフトやアート作品を販売しています。伝統的なポルトガル文化が今も息づくこのエリアは、地元の人々にも観光客にも愛されています。
地区2
歴史とモダンが交わるベレン
ベレン地区は、歴史的建造物と現代的なデザインが見事に融合したエリアです。世界遺産にも登録されているジェロニモス修道院（Mosteiro dos Jerónimos）やベレンの塔（Torre de Belém）などの名所があり、街歩きをするだけでもその歴史の重みを感じられます。一方で、若手デザイナーによるブティックやコンセプトショップも多く、ファッションやインテリアに興味のある方におすすめです。
地区3
夜のバイロ・アルトを楽しむ
昼と夜でまったく異なる表情を見せるのがバイロ・アルト地区です。夜になると多くのバーやレストランがにぎわい、活気ある雰囲気が街全体を包みます。おしゃれなカフェや個性的なショップも点在し、散策のたびに新しい発見があります。また、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台（Miradouro de São Pedro de Alcântara）から眺める夜景は、まさに絶景です。
地区4
シントラへの小旅行
リスボンから電車で約1時間の場所にあるシントラは、美しい自然と歴史的建造物が共存する街です。町全体がユネスコ世界遺産「シントラの文化的景観」に登録されており、その景色はまるでおとぎ話の世界のよう。ペーナ宮殿やレガレイラ宮殿など、どこを訪れても息をのむ美しさに出会えます。時間をかけてゆっくりと散策し、その魅力を堪能してみてください。 リスボンには、ここで紹介した以外にも多くの魅力的なエリアがあります。歴史とアート、伝統とモダンが共存するこの街で、それぞれの地区の個性を感じながら、自分だけのお気に入りのスポットを見つけてみてください。