
ブエノスアイレスの隠れた博物館5選
どんな話なの
ブエノスアイレスはタンゴや美しい建築で知られていますが、実はユニークな博物館も数多く存在します。観光客にはあまり知られていないこれらの博物館は、文化や歴史を深く知る絶好の機会となります。今回は、その中でも特に訪れる価値のある、5つの隠れた博物館をご紹介します。
博物館1
ムセオ・デ・ラ・シウダ
市内中心部にあるこの博物館は、ブエノスアイレス市民の日常生活の歴史をテーマにしています。古い写真や家具、広告ポスターなどが展示されており、街の変遷を生活者の視点からたどることができます。観光スポットとは違う「市井のブエノスアイレス」に触れられる貴重な場所です。
博物館2
サンテルモ博物館
ブエノスアイレスの古い街サンテルモ地区にある博物館は、アルゼンチンの独立やサンマルティン将軍に関する展示が充実しています。彼の遺品や独立戦争関連の資料を間近で見ることができ、アルゼンチン建国の歴史を深く学べます。
博物館3
ムセオ・イスパノアメリカーノ・アイサック・フェルナンデス・ブランコ
スペイン植民地時代の美術や工芸品を中心に展示する博物館で、銀細工や宗教画、家具などが並びます。ブエノスアイレスの中心にありながら、静かで落ち着いた雰囲気の中、ラテンアメリカの芸術的遺産を堪能できます。
博物館4
ムセオ・カーサ・カルロス・ガルデル
タンゴの伝説的人物カルロス・ガルデルがかつて暮らした家を改装した博物館です。ガルデルの愛用品や音楽資料が展示されており、タンゴ文化を愛する人にとっては必見のスポットです。小規模ながら、その空気感に触れるだけでブエノスアイレスの魂を感じることができます。
博物馆5
ムセオ・シビコ・デ・ベルナルディーノ・リバダビア自然科学博物館
カバリート地区にある自然史博物館で、恐竜の化石や地域固有の動植物の標本が豊富に展示されています。規模は大きすぎず、子どもから大人まで楽しめる隠れた名所です。観光地化されすぎていないため、落ち着いて展示を鑑賞できます。これら5つの博物館は、それぞれ異なる魅力と発見があります。次回ブエノスアイレスを訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。それぞれ新しい視点から街とその文化への理解を深める、素晴らしい機会となるでしょう。